コラム / 両立術
学生起業家の1日のスケジュール公開
「起業に興味はあるけど、授業やバイトで時間がない」。そんな声をよく聞く。だが、学生起業家の多くは、特別な時間術を使っているわけではない。隙間時間を積み重ねているだけだ。ここでは、学業と事業を両立する1日のスケジュール例と、時間を作るコツを紹介する。
スケジュール例:平日(授業がある日)
- 7:00 起床。朝の30分でメール・連絡をチェック
- 8:00〜12:00 授業。休み時間に事業のアイデアをメモ
- 12:00〜13:00 昼休み。仲間とランチミーティング(週2回)
- 13:00〜16:00 授業・課題
- 16:00〜18:00 事業の時間。制作・営業・発送などの実務
- 18:00〜20:00 夕食・休憩
- 20:00〜22:00 事業の時間。企画、SNS発信、顧客対応
- 22:00〜23:00 翌日の準備・振り返り。就寝
ポイントは、事業の時間を「16〜18時」と「20〜22時」の2ブロックに分けていることだ。1日4時間あれば、小さな事業なら十分に回せる。
スケジュール例:休日
- 9:00 起床。週の振り返りと計画立て(1時間)
- 10:00〜12:00 集中作業。制作や仕組み作り
- 13:00〜15:00 外出。仕入れ、打ち合わせ、イベント参加
- 15:00〜17:00 集中作業の続き
- 夜 自由時間。友人と過ごす時間も大切に
休日はまとまった時間が取れるので、平日にできない「考える仕事」に充てるのがおすすめだ。
時間を作る5つのコツ
1. 隙間時間を洗い出す
通学時間、授業の空きコマ、待ち時間——1日を振り返ると、意外と隙間時間がある。スマホでできる作業(連絡、発信、リサーチ)は隙間に回そう。
2. 「やらないこと」を決める
時間を増やすより、減らすほうが早い。ダラダラしたSNS、なんとなくの飲み会など、優先度の低いものを削る。
3. 週単位で考える
毎日同じペースでなくていい。週に使える時間を決めて、授業の少ない日に寄せるなど、柔軟に配分しよう。
4. 仲間と分担する
一人で全部やると時間が足りない。得意分野を分担できる仲間がいれば、使える時間は倍になる。Uniajitoで相方を探すのも手だ。ビジネスパートナーの見つけ方5選も参考にしてほしい。
5. テスト期間は事業を止める
学業が本分であることを忘れない。テスト前2週間は事業をお休みにするなど、ルールを決めておくと罪悪感なく集中できる。
両立で気をつけたいこと
- 睡眠を削らない。徹夜の連続は、判断力を落として事業にも悪影響が出る
- 単位を落とさない。留年・退学は最大のリスク。学生起業の失敗事例でも紹介した通りだ
- 無理な目標を立てない。「毎日5時間」は続かない。「週10時間」など現実的な目標に
忙しい人ほど小さく始める
時間がない人ほど、最初は小さなビジネスから始めるのがいい。高校生でもできる起業アイデア10選のような、隙間時間で回せるものなら、学業との両立もしやすい。
事業が軌道に乗ってきたら、使う時間を増やしていけばいい。最初からフルコミットする必要はない。
よくある質問
Q. バイトと両立できますか?
A. できるが、時間の配分が鍵だ。バイト代が事業の資金になることも多い。バイトを減らすタイミングは、事業の売上がバイト代を超えてからが目安だ。
Q. 長期休みはどう使うべき?
A. 夏休み・春休みは事業に集中できる貴重な期間だ。新サービスの立ち上げや、大がかりな仕組み作りは長期休みに回すと効率的だ。